ばね指

ばね指とは、手指の屈曲運動が困難になる症状のことを指します。指の屈曲運動を助ける腱に炎症が起こることが原因で、腱が太くなり、指が曲がった状態で固定される症状が現れます。

ばね指の原因は、手指の過剰使用や加齢による腱の老化が考えられます。また、関節リウマチや糖尿病などの病気を患っている場合にも発症することがあります。

ばね指の治療には、まずは保守的な治療が試みられます。症状が軽度の場合には、固定やストレッチ、炎症を抑える薬の使用などが行われます。また、物理療法やマッサージなども効果的です。

症状が重度の場合には、手術も選択肢の一つとなります。手術には、腱を切除する手術や、腱を張る手術があります。手術後は、リハビリやエクササイズが必要です。

ばね指は、治療が遅れると指の動きが制限され、生活に支障をきたすことがあるため、早めの治療が必要です。また、予防としては、手指の過剰使用を避け、適度な運動をすることが重要です。

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